記事内に広告を含みます

国語力を上げるには読書の量が関係するの?小学生の子どもにさせたいおすすめ勉強法とは

国語力がないから文章題が・・・

国語力が全ての科目の基礎だ・・・

なんて感じで聞くことってありますよね。

今回の記事では国語力は読書に関係するのか、小学生が国語力を上げるにはどうすればいいのかについて書いてみたいと思います。

 国語力には読書が関係するの?

「うちの子国語力がなくて・・・」
「算数の文章題を解くには国語力がないと・・・」
という感じで、ちょくちょく耳にする国語力という言葉。
そうは言うものの国語力ってなんなのかと考えると、うーんとなってしまう方が多いのではないでしょうか。

個人的には、なんとなく国語を苦手とする子に向かって言う場合や計算はできるのに文章題ができないという場合に国語力がないという感じで耳にする気がします。
でも定義としてはぼんやりしている感じでしょうか。
はっきりとこれが国語力だ!というものは難しいですね。

国語力が何かと言われたら、「(論理的に)解釈する力、解釈させる力」かなぁと勝手に思っています。
言い換えたところでぼんやりした感じは変わらないですね。
ただ、国語の問題や算数の問題では、まずは問題を読んで解釈し、答案を作成して、それを分かってもらわなくてはなりません。
その力はどのようにつけたら良いのでしょうか。

文字にたくさん触れたか触れていないか

何をすれば国語力が伸ばせるのかということは、文字にたくさん触れているか触れたことがないかという点で変わってくるように思います。
読書が国語力を伸ばすというイメージはある方が多いと思いますが、これはあまり本を読まない、文字を読んでいない子に関してはあてはまる気がします。
まずは、文字を読み解釈するということができないと、どうしようもありませんからね。

本にあまり触れていないお子さんの場合

まずはある程度の文字に触れさせることから始めることがおすすめです。
ここで問題になるのが何を読ませるのかということです。
書店で好きな本を選んでもらってもいいですし、図書館で好きな本を選んでもらっても良いと思います。
そもそも本なんて読みたくもないし、好きな本を選べといわれても・・・となりがちです。
そんなときは、国語の問題集がおすすめです。
いろいろなジャンルの文章が見開きくらいで、完結するものがほとんとです。
さらに教科書に沿っていない国語の問題集を選べば、初めて読む文章がたくさんならびます。
内容によっては初めて知ることもでてきますし、人の感情を考えるような文章もでてきます。
自分の好き嫌いに関わらず色々な文章に触れることができるのでおすすめです。

本にある程度触れているお子さんの場合

読書はそれなりにしているはずなのに、なぜか国語力がないなぁ・・・と感じられるようなこともあると思います。
そんなときに考えられるのは、読んでいてもあまり理解できていなかったり、字面を追っているだけのような読書になっていないかを考えます。
まずはどのくらい分かっているのかチェックしてみましょう。

私はこんな感じでチェックしています。
まずは文章を読んでもらい、問題を解いてもらいます。
問題が解けている時は、とりあえず先に進んでもらいます。
どこかで間違いの多い問題や、ほとんどできていない問題にあたることがあります。
まずはやり直しをしてもらいます。

で、今まで通りだとこのまますすんでいくことになるのですが、ここでテキストを閉じてもらい、何が書いてあったのか説明してもらいます。
この時、事細かに話ができれば、ひとまずOKなのかなと思います。
答えられないときは、あまりしっかり読んでいない、答えを合わせることだけが目的になっているのかもしれません。
しばらくこれを繰り返していくと、何を聞かれるのか分からないので文章全体の意味を捉えようと頑張ってくれるようになる子がほとんどです。

問いに答えられないから分かっていない?

問題に答えられないという時は、本当に分かっていないのでしょうか。
論述問題の場合だと面倒くさいから、どうせ間違っているから・・・という理由で書かない子が一定数います。[1]男の子に多い気がします。
ただ無理矢理にでも書かせると意外と答えが合っているということもあります。
成績があまりふるわない子だとどうせ違うから・・・というお子さんもいます。

ただこれが親子で無理矢理書かせようとなると、ケンカが勃発してしまう可能性が高いかもしれません。
そんなときには、書かなくてもいいので、口頭で答えさせてみてはいかがでしょうか。
これも不思議で、口頭だと答えが合うという子もいます。
本当に不思議です。

小学生が国語の点数が悪いと言っても一概に分かっていないとも断定できないのではないかと思います。
まずはめんどくさがらずにうまく答えさせるということが大切なのかもしれません。
答えを書かないと丸ももらえませんからね。

まとめ

今回の記事では国語力は読書に関係するのか、小学生が国語力を上げるにはどうすればいいのかについて書いてみました。
単に読書を通して国語力を鍛えようと思ってもなかなか難しいかもしれません。
またお子さんだけでしっかり文字を読むというのも難しいと思います。
やはり親御さんのサポートなしで、自分だけでできるようになるというのは考えにくいものです。
国語の問題を題材にうまくコミュニケーションを取りながらすすめていくのが、国語力アップのコツなのかもしれませんね。
読書に頼らずに子供の国語力や読解力を伸ばす会話力の鍛え方とは

References

References
1 男の子に多い気がします。