小学2年生で習う繰り下がりがある引き算の筆算の書き方や教え方のポイントは?

小学2年生のなかでも難しい繰り下がりのある筆算の問題。

数に対する認識がまだしっかりしていないので、なかなか理解出来ない子も多くでてきます。

繰り下がりのない筆算の場合の気を付ける点は、一の位から順番に計算することくらいでしょうか。

細かい書き方などが分かり、一桁引く一桁の計算さえできれば、計算することができました。

繰り下がりのある引き算も基本は一緒ですが、やはり難しいのは繰り下がりの仕方。

書き方をしっかり覚えるのも大事ですが、少しでも、何となくでも意味が分かると良いと思います。

今回の記事では繰り下がりのある引き算について書いてみたいと思います。

小学2年生の算数の引き算の筆算で繰り下がりの考え方や教え方は?

筆算のやり方そのものは、繰り下がりのない引き算の筆算と特に変わりはありません。
繰り下がりの部分をきちんと理解することがポイントです。
それでは早速例題をみていきましょう。

例題
次の引き算の筆算を解きましょう。
\begin{array}{rr}
& 74\\
-&39\\
\hline
&
\end{array}

まずは筆算の式を、お子さんに書かせましょう。
きちんと各位を揃えて書くことが、ポイントです。
揃っていないと計算ミスをしてしまったり、計算が合わなくて、嫌になることもあるのできちんと書かせましょう。
下の筆算は、位が揃っていないので、こんな感じの時は書き直させてくださいね。
きちんと位を揃えることができたら、次に計算をしていきましょう。
一の位から計算していきます。
\(4-9\)となるのですが、4から9は引けないので計算ができません。
ここで繰り下がりを使って解きます。

十の位から1つ10のかたまりを借りてきます。
まずは十の位の7を斜め線で消し6に書き変えます。
一の位の4の上に10を書き込みます。
繰り下がりを書き込んだら、一の位から早速計算していきましょう。
十の位から借りてきた10と4を合わせて14とみます。
\(14-9\)は5なので一の位の真下に5と書きます。
一の位の計算ができたので、十の位の計算をしていきます。
一の位の計算をするときに、10のかたまりを1つ貸したので\(6-3\)となります。
十の位が3になったので、十の位のところに3を書き込みます。
この例題の答えは35です。

繰り下がりのある引き算の筆算の別の書き方

繰り下がりのある引き算の筆算の書き方は、学校や先生によって違うことがあります。
先ほどの例題とは違う繰り下がりの書き方をしてみたいと思います。
同じ例題を使って他の書き方を2種類紹介しておきますね。

ピーナッツを作る書き方

ピーナッツというのはあまり一般的ではないかもしれませんね。
ある学校では足し算のサクランボ計算と比較してピーナッツと呼んでいました。

先ほどの筆算の計算の仕方で\(14-9\)としたところが少し違ってきます。
ピーナッツを作る書き方では\(10-9\)を先に計算します。
その結果を引かれる数の右下辺りに書きます。
この計算では、\(10-9=1\)となるので、1を書きます。
実際に書いてみるとこんな感じになります。

次に\(4\)と\(1\)を足して、1の位の場所に5を記入します。
ちなみに楕円部分は実際はくびれをつけて、ピーナッツのように書くそうです。

一の位の数字の横に1と書き足す書き方

もう1つは一の位の数字の横に十の位から10を1つ借りてきたことを示す1を書く方法です。
例題のように10と書くよりも\(14-9)がイメージしやすい気がします。
小学校の先生によって書き方は異なることがあるので、小学校で習った書き方をするといいですね。
学校で習った書き方と違う書き方で教えると、お子さんが混乱してしまうことがあります。
そうならないように、お子さんに繰り下がりのある引き算をする教えるときは、学校に合わせた繰り下がりの書き方にしてあげてくださいね!

もう1題例題を見ていきましょう。

 

例題
次の引き算の筆算を解きましょう。
\begin{array}{rr}
& 28\\
-&19\\
\hline
&
\end{array}

まずはお子さんに筆算を書かせるところからスタートです。

位がきちんと揃っているのかをしっかり見てあげてくださいね。

引き算の筆算をきれいに書くことができたら、一の位から計算していきましょう。
\(8-9\)は計算できないので、十の位から10のかたまりを1つ借りてきて、\(18-9\)とします。
一の位の答えは9となります。
一の位が計算できたら、十の位を計算していきます。
一の位に1つ10のかたまりを貸したので、十の位の計算は\(1-1\)で0となります。

この例題の答えは9です。1)たまに\(1-1=0\)から、十の位に0と書いてしまうお子さんがいますが、09と書いてしまうと間違いとなってしまうので注意してあげてください。

練習問題

次の引き算を筆算にして解きましょう。
1、\(35-17\)
2、\(57-48\)
3、\(86-68\)
4、\(42-17\)
5、\(81-23\)
6、\(61-34\)
7、\(92-13\)
8、\(21-9\)
9、\(73-48\)
10、\(17-9\)

解答

1、\(18\)
2、\(9\)
3、\(18\)
4、\(25\)
5、\(58\)
6、\(27\)
7、\(79\)
8、\(11\)
9、\(25\)
10、\(8\)

まとめ

繰り下がりのある引き算の筆算について書いてみました。
繰り下がりが入るだけで、苦手とする子が増えます。
しかし、以前の繰り下がりのない引き算の筆算の内容に繰り下がりという過程が増えるだけです。
繰り下がりのある筆算ができるできないは実質的にはちょっとした差でしかありません。
苦手としていることが、実は繰り下がりのある引き算以前にあることもあります。
もし、お子さんが繰り下がりのある引き算の筆算が苦手なときは、筆算の書き方を確認したり、繰り下がりがない引き算をやってみてくださいね。
繰り下がりのない引き算の筆算に苦手なところがあれば、そちらを先に練習してから繰り下がりのある引き算の筆算の練習をするといいと思います。
小学2年生の算数の繰り下がりなしの引き算の筆算の考え方や教え方のコツはこちら
苦手としている箇所がハッキリすればするほど対処がしやすくなり、苦手を克服するための過程が減るため、お子さんの負担を減らすことに繋がります。

特にお子さんが低学年のうちは自分で苦手の把握をする事は困難です。
できるだけ親御さんが早めにお子さんの苦手に気付くことが算数が苦手になることを防いでくれますよ。
小学2年生の引き算の文章問題が解けない時の教え方のコツやポイント

References   [ + ]

1. たまに\(1-1=0\)から、十の位に0と書いてしまうお子さんがいますが、09と書いてしまうと間違いとなってしまうので注意してあげてください。

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