中学受験をする小学6年生に取って夏休みはとても大切です。
今まで学習してきたことの苦手を解消したり、得意なところを伸ばしたりとやることがたくさん。
夏休みの過ごし方で、2学期以降の成績にも大きな影響がでることもあります。
折角の夏休み、中学受験で合格を手にするきっかけはつかみたいものです。
今回の記事では、中学受験をする小学6年生の夏休みのスケジュールや計画表について書いてみたいと思います。
中学受験をする小学6年生の夏休みの計画表やスケジュールについて
夏休みは約40日くらいあるとても長い休暇です。
普段は小学校の宿題や課題などがあって、中学受験の勉強に全力で取り組みにくいのが、この夏休みではとても取り組みやすくなります。
そんな中学受験の勉強をしやすい時期だからこそ、きちんと計画的にすごすことで、成績をぐっと伸ばしたいですよね。
そのためにはスケジューリングがとても大切です。
まずは計画表をたてて、夏休みが終わったときに後悔することのないようにしましょう。
学校の宿題は夏休み開始前、遅くても7月中に・・・
まず最初に考えておきたいのは小学校の宿題をしっかり終わらせておくことです。
できれば、夏休み開始前に終わらせられるのであれば、それが1番いいですね。
遅くても7月中には終わらせておくと、中学受験の勉強に集中することができるのではないでしょうか。
早すぎるように思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、中学受験をするということは学校の内容であれば余裕という子が多いです。
そのため、そんなに時間をかけなくても意外とすんなり終わらせることができます。
できるだけ早く終わらせておくことがおすすめです。
もちろん内容がそんなに難しくないからといい加減にせずにきちんと自分のためになるようにすることが大切です。
夏休みの友のような問題集であれば、きちんとすべての問題が分かる、答えられるというようにしておきましょう。
中学受験から見るとかなりの基礎的内容なので、答えられないという状況はあまりよくありません。
問題集は調べずに解いて、きちんと基礎問題が解けるかどうかを判断する材料として使うと、中学受験に対しての宿題の意義も見いだせるのではないでしょうか。
塾の夏期講習を受講して・・・
中学受験をする場合、ほとんどのお子さんが塾の夏期講習に行くことになると思います。
基本的には塾の夏期講習をペースメーカーにすることが、合格に近づく勉強となります。
まずは、塾の日程をきちんと把握して、授業に遅刻や欠席がないようにするのが大切です。
ご家族の予定もできる限り、塾の日程に合わせてあげるとお子さんも学習がしやすくなります。
逆に、夏期講習の欠席が増えると、授業でした内容が飛び飛びなってしまって分かりにくくなってしまいます。
塾の授業はきちんと学習する順番や効率よく学習するための順番などを考えて作られています。
その授業を欠席すると言うことは、効率よく勉強しにくくなるということでもあります。
きちんと遅刻せずに授業に出席してスムーズに学習をすすめられるようにしましょう。
とにかく塾の夏期講習についていくことが大切ですよ。
どうしても休む時は・・・
そうは言っても親御さんの都合などで、塾の夏期講習を欠席してしまうこともあると思います。
そんなときは、その休んだ日にしたことをきちんとお子さん自身で学習することが大切です。
欠席した授業の次の授業は開始時刻よりも早めに行き、そのときに配布されたプリントがあればプリントをもらったり、学習した内容を塾の先生にきちんと聞くことがをおすすめします。
間違っても、欠席したところをほったらかしなんてことには、しないようにしましょう。
夏休みのスケジュールや計画表はどうしよう?
中学受験をする小学6年生の夏休みのスケジュールや計画表はどうしたらいいのでしょうか。
決めておくべきことは、
・学校の宿題をいつまでに終わらせるのか。
・塾の夏期講習の日程
・家族の予定
くらいあればいいのでは、ないでしょうか。
勉強の計画は基本的には立てる必要はないと思います。
必要なのは、塾でやった内容をきちんと復習したり、塾の宿題をする時間の確保です。
ここをきちんとしていけば、自身で勉強する内容を選んだり、毎日の学習を別にする必要はないと思います。
・家族で決めておきたい小学生の夏休みの過ごし方のルールとは?
特に夏期講習では、今までの内容の総復習という要素が強いところがほとんどです。
今までの学習で苦手なところがあるかもしれません。
その苦手は、夏期講習の授業とその復習と宿題で解決することを前提とすることがおすすめです。
市販の問題集などを別に勉強したりすることはお子さんの負担になります。
中学受験の夏期講習はどこも勉強内容が盛りだくさんというところが多いと思いますので別に何か準備をする必要なはありません。
もし別の問題集がしたいという場合は、まずは塾の先生に相談することがおすすめです。
そもそもさらに問題集をした方がいいのか、それとももっと塾のテキストをやりこんだ方がいいのかなどを相談してみましょう。
1番よくないのが、塾の授業について行けなくなってしまったからといって市販の問題集などを利用することです。
授業を担当している塾の先生がその子に何が1番足りないのか、何ができるようになれば伸びるのかを知ってくれているはずです。
折角塾に通うのですから、相談してみましょう。
まとめ
今回の記事では、中学受験をする小学6年生の夏休みのスケジュールや計画表について書いてみました。
お子さんと決めておくべきことや、把握しておくべきことは、小学校の宿題をいつまでに終わらせるのかということや、塾の夏期講習の日程、家族の予定くらいではないでしょうか。
学習の計画に関しては、とにかく夏期講習についていく!ということで、夏期講習をペースメーカーにして、日々の授業を大切にしましょう。
夏期講習は今までの総復習にあたる塾がほとんどです。
折角のこのいい機会を逃す手はありません。
夏期講習で習ったことをきちんと習得してしまえば中学受験の合格がグッと近くなるといっても過言ではないでしょう。
ためになる夏休みになるといいですね。
・個別指導塾で子供の成績を上げるためのコツは?授業時間の使い方がポイントって?