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仮分数や真分数のような分数の種類って何があるの?それぞれの特徴は?

分数と一口に言っても色々な名前があります。

小学生で習う分数にも、単に分数という名前ではなく、名前がついています。

今回の記事では、分数の名前について書いてみたいと思います。

仮分数や真分数のような分数の種類って何があるの?それぞれの特徴は?

分数には様々な名前がついています。
1つずつ分数の名前の整理をしてみたいと思います。

真分数ってどんな分数?

まず1つ目は真分数です。
真分数は分子が分母よりも大きな分数のことをいいます。
例えば、\(\frac{2}{5}\)や\(\frac{3}{8}\)のような分数です。
最も基本的な分数と言ってもいいのかもしれませんね。

仮分数ってどんな分数?

2つ目は仮分数です。
真分数が、分母よりも分子のほうが小さな分数でしたが、仮分数はその逆で分子が分母よりも大きな分数となります[1]分子と分母が同じ場合も仮分数になりますが、その場合は整数(自然数)と教えておいても特に問題はないと思います。
例えば、\(\frac{12}{5}\)や\(\frac{5}{2}\)のような分数です。

帯分数ってどんな分数?

3つ目は帯分数です。
帯分数は、整数部分と分数部分からなる分数のことです。
例えば、\(2\frac{2}{3}\)や\(1\frac{4}{5}\)ような分数のことです。
前者は2と\(\frac{2}{3}\)という意味で、後者は1と\(\frac{4}{5}\)という意味です。
小学校では仮分数でも帯分数でも、どちらで書いてもOKというところが多いようです。
私が子供のころは、帯分数じゃないとだめだと言われていたような気がしますが、最近はあまりうるさくない気がします。
ただ先生によってこの辺りの扱いは変わるので、担任の先生が授業でした指示に従って、解答の表記をするようにしたほうが安全でしょう。

繁分数ってどんな分数?

ちょっとなじみが薄い分数かもしれません。
読み方は、「はんぶんすう」と読みます。
どんな分数なのかと言うと、分子や分母に分数を含む分数のことを繁分数といいます。
例えば$$\frac{1+\frac{1}{2}}{\frac{2}{3}}$$のようか感じです。
この分数どこで習うのかというとよくわからないんですよね。
中学受験をするお子さんだと小学校高学年では扱うことになります。
しかし、中学校では一応繁分数を使って計算するということは、避けてあります。
いつできるようになればいいのか分かりにくい感じですね。

ただ難しいのかと言われると、そんなに難しい!という感じではないと思います。
始めのうちはなかなかうまく扱えないかもしれませんが、この繁分数がとんでもなく難しくてよく分からない!というお子さんは少数だと思います。
繁分数が扱えるようになると、計算の幅がグッと広くなるので、学校で習った、習っていないということを抜きに教えてしまってもいいのかもしれません。

既約分数ってどんな分数?

どこで習うのかは微妙な分数でしょうか。

算数や数学では、基本的に約分がこれ以上できない、分母と分子が整数である分数で答えることが暗黙のルールとしてあります。
例えば、答えが\(\frac{1}{2}\)のときに、\(\frac{2}{4}\)と答えたり、\(\frac{60}{120}\)と答えると多くの場合減点されることが多いのではないでしょうか。
場合によっては不正解という扱いを受けてしまうことがあります。
この時の分数の形を既約分数と言います。
これ以上約分のできない形とも見ることもできますし、分子と分母の公約数が1のみという特徴があります。

単位分数ってどんな分数?

この分数の名前は聞かれたことがないという方が多いのではないでしょうか。
単位分数は分子が1の分数のことをいいます。
あまり聞かない名前ですね。

まとめ

今回の記事では、分数の名前について書いてみました。
真分数、仮分数、帯分数は小学校でもよく目にする分数だと思います。
基本的な分数の形ですからね。

繁分数は、名前を覚えるというよりは、繁分数の扱い方を理解してできるようにしておくといいと思います。
小学校では扱いませんが、算数が得意なお子さんには、理解してもらっておいて損はないでしょう。
ただ算数が苦手でそれどころではない!というときは、繁分数のことを知らなくても大丈夫です。
まずは基本的な分数の習得が優先すべきことです。
余裕があれば…というくらいに考えておけばいいでしょう。

既約分数は後々問題文中に既約分数という言葉が入っていることがありますが、意味を併記してくれることが多いです。
こんなのもあるんだー!というくらいで問題ないと思います。

単位分数は特に知らなくても大丈夫だと思います。
雑学的な感じで見ておくといいのではないでしょうか。

【関連記事はこちら】
帯分数は仮分数に直すのは絶対なの?分数をそのまま計算した方がいいときってある?

References

References
1 分子と分母が同じ場合も仮分数になりますが、その場合は整数(自然数)と教えておいても特に問題はないと思います。