個別指導塾に通っていると、先生の授業が分かりにくい、ということもあるのではないでしょうか。
塾そのものに対する不満はないんだけど授業が…
ということもあると思います。
先生の授業が分かりにくいときはどうすればいいのでしょうか。
今回の記事では個別指導の先生の授業が分かりにくいときにどうすればいいのかについて書いてみたいと思います。
個別指導の授業が分からないのは先生と子供の相性が悪いから?
個別指導塾の先生の多くは大学生ということが多いです。
場合によっては社会人の方や主婦の方がアルバイトで講師をしているということもあります。
専門として個別指導塾で講師をしているということは少ないと思います。
そのため先生の当たりはずれはとっても大きいのではないでしょうか。
始めからなかなか上手く教えることができる方もいますが、一方で何を言っているのか全く分からないという方もいます。
せっかくお金を払って通わせるのだから、分かりやすい先生に教えてもらいたいですよね。
お子さんが言うように本当に分かりにくければ先生を変えてもらえればいいのですが、そうでないこともあります。
本当に分かりにくいの?
お子さんが、「分かりにくい」というのは本当に分かりにくいという場合以外にもあることがあります。
それは宿題などをしっかり出す先生や、厳しい先生を嫌がだから、とりあえず「あの先生の授業は・・・」と言っている場合です。
個別指導の場合は特に、「分かりにくい」と言われた先生は担当から外れることがあるのをお子さんも分かっているので、子供たちって、どうしても単に楽しい先生や優しい先生、甘い先生に教えてほしいと思いがち。
そんな先生に教えてもらいたくて、今の先生を変えてもらおうと思うと、1番簡単な方法は、今教えてもらっている先生の授業が分かりにくいということにしてしまうというモノ。
「塾の先生の授業が分かりにくい」と親御さんが聞けば、先生を変えるようアクションを起こしてもらいやすいことくらいは、簡単に想像がつきます。
お子さんの言うことを100%信用して動くのもいいことばかりではありません。
それでは、お子さんが、分かりにくいと言い出したらどうしたらいいのでしょうか。
まずは教室の責任者に相談しよう
まずは教室の責任者の方に相談することがおすすめです。
本当に授業が分かりにくいのか、それとも別の理由があると考えられるのか尋ねてみましょう。
ただ、教室の生徒の人数が多いときはそこまで目が届いていないこともあります。
責任者の方に相談しても、即答できないということもあるかもしれません。
そんな時でも、その後気にかけて見てもらいやすくなるので、結論がその場で出なくても相談するメリットはあります。
また、親御さんが塾のことに興味があると示すことができるので、もっときちんとしておかないと退塾に繋がるかもという可能性を塾側に印象づけることができます。
即答してもらえなかったときは、後日もう1回聞いてみましょう
気にかけてみてもらえる状況が作れたら、しばらく[1]大体1~2週間後くらいしてからもう1度聞いてみるといいと思います。
実際に、授業が分かりにくかったということもあるでしょうし、別の愉快な先生に教わりたかっただけと言うこともあります。
また、宿題が少ない先生が良かったり、宿題に甘い先生が良かったりということもあります。
お子さんが「塾の先生の授業が分かりにくい」と言っている理由が分かればその後の対処はしやすくなります。
先生が分かりにくかった場合
先生が分かりくかった場合、対策方法は2つになります。
先生の教え方を改善してもらうか、先生を交替してもらうかです。
前者の教え方の改善は、すぐできるようであればいいのですが、先生のスキルアップをしていかないといけないところもあります。
そんなに待ってもいられませんし、そもそもいつまでに改善されるのか分かりません。
基本的には先生を交替してもらうほうが、解決しやすいと思います。
理由が別にあった時は…
理由が先生になく、宿題が厳しいとかそういう理由だった場合は、きちんとお子さんとお話をする必要が出てきます。
みんなが塾に行っているから行っているなんてことをお子さんが考えていれば成績向上は望めないでしょう。
きちんと塾に行く目的を共有しておく必要があります。
宿題が嫌だ
もし宿題が嫌だからということであれば、なぜ宿題が嫌なのかを聞いてみましょう。
そもそも勉強が嫌で楽をしたいということであれば、先生を変えたところで大して結果は変わらないと思います。
この時もきちんと塾に行く目的をしっかり共有するといいですね。
同じ宿題が嫌でも…
同じ宿題が嫌だという理由でも、先ほどはちょっと違う理由もあります。
その宿題をすることで、できるようになるとは思えないなんて理由のことがあるんです。
この時は、なぜその宿題ではだめなのかを聞いてみましょう。
きちんと自身のことを分析しているお子さんだと、的確な意見がでてくることもあります。
そんな時は塾側に宿題について相談したほうがよくなります。
よりお子さんのためになる宿題を出してもらえるようになるといいですよね。
もう1つ考えられるのは宿題が難しすぎるという場合。
宿題が難しすぎてなかなか進まないと分かっているなら嫌になっちゃいますよね。
終わりが見えないのに頑張るのは厳しいことだと思います。
お子さんの普段の宿題をしている様子を見て、本当に宿題が難しいと感じているのかを判断し、難しそうなら、そのことを塾の先生に相談してみてくださいね。
まとめ
今回の記事では個別指導塾に通うお子さんが塾の先生の授業が分かりにくいと言い出した時について書いてみました。
言葉通り捉えると塾の先生が悪者になりそうですが、そうとも限りません。
すごくいい授業をしている先生がダメ出しをされることもあります。
また逆に友達と同じ塾に行っているときはお友達の1人がいい先生!と言い出すと、そこまで授業がうまい先生でなくても、大絶賛されることもあります。
お子さんの言葉はある程度感情的なものが多いということを心に留めてお話を聞くといいのかもしれません。
お子さんの話を聞いたら、次は塾と話してみましょう。
この時に言っていることがお互いに違うこともあると思います。
お子さんのお話と塾側のお話に食い違いが出るのはたいてい捉え方の違いであることが多いです。
後は、現実的にどうすることがお子さんのためになるのかで判断するといいと思いますよ。
References
↑1 | 大体1~2週間後くらい |
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