小学校のテストで、満点を常に取ることはなかなか大変なことです。
常に、いつも、という条件がなければ、満点や100点が取れるというお子さんは増えると思います。
そうは言っても100点や満点がいつもとれるとこの先も心配はないのでしょうか。
今回の記事では小学校のテストでは満点がとれれば、今後も心配ないのかについて書いてみたいと思います。
小学生の子供がテストで満点を取ったけれど…
小学校のテストで常に満点が取れていれば、すごく理解しているはずですよね。
1回のテストで満点ということであれば、たまたま100点が取れてしまうということがあったり、テクニック的な要素で満点になってしまうということもあります。
しかし、中には小学校のテストで毎回満点、もしくはそれに近いといお子さんもいます。
そんな場合って、今後も安心なのでしょうか。
小学校1年生からずっと満点が取れる場合
小学校に入学してからずっと満点…
こんな場合は、特に問題はないことが多いです。
内容を理解できているかを口頭で構わないので、チェックしてあげているとより安心度は増します。
お子さんが低学年であれば、まだ問題が易しいので、満点が出やすいということもあるので、その辺は加味してみておいた方がいいと思います。
学年が変わって満点が増えた、100点が増えたという場合は、要注意かも?!
学年が変わって、成績が上がった、満点や100点が増えた!というお子さんもいらしゃると思います。
お子さんが学年が変わってやる気を出したから、勉強を頑張るようになったから、という理由が明確にあるときはいいのですが、頑張ってもいない、何か変わった訳でもないという時には注意が必要です。
学年が変わって急にお子さんの点数が上がったという時は、最も気を付けたほうがいい時期かもしれません。
場合によってはテストという指標が全く役に立たないということもあります。
そんなことになってしまうのがどいう場合があるのか、私が実際に出会った事例をご紹介します。
テスト問題の漏洩?
これはある小学校でのお話。
その小学校のある学年のテストの仕方は一風変わった形で行われていました。
テストの前日に次の日のテストに備えて、「プレテスト」なるテストが行われていました。
もちろん、テスト勉強になるからという理由でしていたと思のですが、その問題を見てびっくり!
その問題は、まさかの次の日に行われるテストのコピー。
もちろん、テストのコピーなので、その問題をすれば小学校のテストでいい点数をとることができます。
そのため、満点を取る子がとても増えたのだそうです。
やり直しができるテスト
次に、驚いたのは「やり直しができるテスト」です。
どんな風にテストをするのかと言うと、その文字通りやり直しができるテストなんですね。
テストをして、テストが返却されるまでの流れは、イメージ通りのテストです。
しかし、ここから「やり直しができるテスト」なんです。
テストが返却されるとその場でやり直しが始まります。
やり直しが終われば、担任の先生の所に答案用紙を持って行って丸付けをしてもらいます。
そうして、満点になるとテストに100点の文字が書かれるという寸法です。
やり直しをして100点や満点をもらっても…
やり直しをして満点や100点をもらったとしても親御さんにばれそうなものですが、そうでもなかったんですね。
なぜかというと、最初にテストを返却した段階で、不正解の問題にバツがつけられていないんです。
もちろん点数も記入がありません。
こうなってしまうと、親御さんの方でテストを見ても実際にできているのか分かりませんよね。
テスト中にカンニング!?
今まで上げた事例は少ないかもしれませんが、意外と多いのはカンニングです。
カンニングがやっちゃダメなことと親御さんは認識していらっしゃる方が多いと思いますが、現実にはかなり多いのではないかと思います。
カンニングのイメージ
カンニングと言えば手にテストの内容を書いて試験中にみたり、机の引き出しなどにカンニングペーパーや教科書などを忍ばせて試験中にみるというイメージではないでしょうか。
このカンニングの方法では、意外といい点数を取る!というのが難しい子もいますし、力がない子には実行しにくいカンニングの手法です。
やったところで、点数に結びつかない場合も多いと思います。
しかし、誰もが満点が取れるという手法があるのをご存知でしょうか。
そのカンニングのやり方はお友達に聞いてしまうというやり方です。
先生の隙を見つけて、お友達の答案用紙を見せてもらうんです。
答案を見せる子も協力してくれるので、なかなかカンニングしやすいそうです。
それはそうですよね。
見えやすく工夫してくれますからね!
カンニングがクラス単位で行われると…
先ほどの例は1対1で見せてもらうという形で行われるのですが、これは担任の先生など何かしら抑止力がある場合です。
担任の先生が忙しいという場合に試験監督がいないということもあるそうです。
そんな時には何が起こるでしょうか。
試験監督がいないというカンニングの抑止力がなくなってしまうと、できる子たちの答案をクラスで回すということが起こることがあります。
そうなってしまえば、どうしても点数がよくなってしまうと言うことも起こり得ます。
まとめ
今回の記事では小学校のテストでは満点がとれれば、今後も心配ないのかについて書いてみました。
100点や満点をとれたとしても、その中身をきちんと見ることが大切です。
なんとなくテクニックで取れてしまっているのか、それともカンニングなどをしているのか。
もちろんきちんと、テストを受験していると言うこともあるので、うまく学校の様子を聞き出すようにして話を聞いて、どのような形でテストが行われているのかなどを把握しておく方が安心かもしれません。
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