夏休みの宿題は、極端に多くはないけれど結構な量が出されることが多いのではないでしょうか。
お子さんによって、夏休みの宿題が進むスピードも様々です。
夏休みが始まると同時に頑張り始め7月に終わらせてしまう子がいるかと思えば、夏休みぎりぎりになり終わらないと焦る子もいます。
中には、夏休みが始まる前に終わらせてしまうという強者もいます。
今回の記事では、お子さんの夏休みの宿題が終わらない時にどうすればいいのかについて書いてみたいと思います。
夏休みの宿題が終わらない時はどうしたらいい?
夏休みも終盤になってくると、多い悩みは宿題が終わらないということではないでしょうか。
小学校によって、分量も難易度もばらばらです。
お子さんの通う小学校の宿題が、難しく量が多ければそれは大変です。
もちろん、夏休みの始めに夏休みの宿題を終わらせるまでの計画を立てて、夏休みの宿題を終わらせるのが理想ではありますが、なかなかその理想通りに進まないものですよね。
お子さんが宿題が終わらない!と言ってきたらどうすればいいのでしょうか。
まずは宿題の分量・内容をチェックしよう
まず最初にしたいのは、宿題の分量や内容のチェックです。
そもそもの分量が多くて終わらないということもあり得ます。
またお子さんが勉強があまり得意ではない、勉強が苦手だという時に、特に注意したいのはその内容です。
そもそもお子さんの力では自力で出来ないような宿題ということもあります。
不器用なお子さんだときちんと、夏休みの宿題はしようと思って机には向かっているのに、全く夏休みの宿題が進まないという事態もあります。
始めはまじめにしているのですが、問題などが解けないため、だんだんボーっとしてしまったり、机に向かって座っているだけとなってしまう感じですね。
自分ひとりでどうにもできないものを小学生にどうにかするように言っても難しいです。
教科書などで調べてすればいい、という方もいますが、現実的に調べて理解できるくらいであればそんなに苦労しないことがほとんどです。
自分で調べて、考えて宿題をするというのはあまり期待しないほうがいいと思います。
親御さんが夏休みの宿題を手伝った方がいい?
自力で宿題を終わらせることが出来ないとなると、親御さんが宿題を手伝ったほうがいいのでしょうか。
これは、どちらがいいというのは難しいですね。
親御さんが感情的にならずに教えられると言うことであれば、手伝ってあげるというのもアリだと思います。
しかし、お子さんに教えるとなると、お子さんも親御さんも感情的になって大変なことになってしまうというご家庭も多いのではないでしょうか。
普段から教えているという場合などは、教えてあげてもいいのかもしれませんね。
そもそも自力で宿題を終わらせることが難しい場合も…
どうしても宿題が終わらないということもあり得ます。
特に勉強が苦手なお子さんの場合がそうです。
さらに真面目にしないといけないと思っているお子さんであればなおさら宿題が終わらないという事態になります。
本当に勉強が苦手…という場合は大人が教えていっても大変ということもありますからね。
どうしてもお子さん本人の努力不足だとかお子さんがサボっているとみられてしまうこともありますが、そもそもが無理ということもあります。
本当にきちんと宿題を終わらせることができるのだとしたら、小学校で習っている内容はほとんどきれいに理解している、解くことができるということですよね。
ある程度できる子は、とりあえずなんとなく解いて丸付けして終わりとしていることがほとんどです。
これだってきちんと宿題をしていると言えるのか言えないのかと考えると微妙ですよね。
そこまででも、うまくできないお子さんもいます。
宿題が終わらない時はどうしたらいいの。
どうしても宿題が終わらないときは、答えを写しちゃうというのも1つの手です。
そもそも解けない、理解できないという事態にまでなっていれば仕方がありません。
迷わず写してしまいましょう。
答えを写すことが悪いことだと思われがちですが、気にせず写してしまいましょう。
答えを写したと学校の先生から叱られることも…
答えを写したと学校の先生に叱られることもあるかもしれませんが、その時は親御さんが担任の先生と話すのがおすすめです。
どうしてもできなかったから、答えを写して提出して怒られるとすれば、お子さんの正しい行動とは何だったのでしょうか。
親御さんが先生と話すと言っても喧嘩になるような話はしないほうがいいですね。
きちんと確認したいのは、どうすればよかったのかということです。
答えを写すことが悪いことだとは思いませんが、とりあえず謝ってそれから話をするとスムーズに話ができると思います。
そのときに「うちの子が調べても分からないという状況になったとすれば、どのように行動すればいいのでしょうか」という感じで聞くといいのではないでしょうか。
「~であれば、」という条件として聞くというのがポイントですね。
こう聞くことでやんわりと、学校の担任の先生からどうすればいいのかをきちんと聞き出すことができます。
塾や家庭教師で…
塾や家庭教師に宿題の面倒を見てもらうという手もあります。
宿題の面倒をみてもらうために塾や家庭教師を利用したいときは、きちんと宿題をみてくれるのかを確認してから入塾したり、家庭教師に依頼するようにしましょう。
どうにもならない時は宿題代行業者にお願いするのも…
本当にどうにもならない…というときには宿題代行業者にお願いするという方もおられます。
お金をだして宿題をしてもらうということには賛否があると思いますが、考え方次第かなぁと思います。
宿題代行業者を使ってもいいか、どうかは、親御さんの価値観次第ですね。
まとめ
今回の記事では、お子さんの夏休みの宿題が終わらない時にどうすればいいのかについて書いてみました。
夏休みの宿題が終わらないのにも様々な理由があります。
場合によっては、お子さんがうまく宿題を終わらせようとしているのに終わらないということもあります。
もちろん、単に夏休みが楽しくて、遊びすぎて夏休みの宿題が終わらないということもあると思います。
理由が何であれ、まずはなぜ終わらないかをきちんとお子さんとお話をするのが大切ではないでしょうか。
その理由をふまえて、きちんと宿題が終わらせられるようにできるといいですね。